とりわけ役立つわけではないけれども~holoholohoi!~@waiilele北本ロミロミ

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#16『見通し』と『太陽』~心惹かれる懐中時計から考えた編~

『#15 心惹かれるモノ~懐中時計』の続きです。

#15 心惹かれるモノ~懐中時計 - とりわけ役立つわけではないけれども~holoholohoi!~@waiilele北本ロミロミ

 

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懐中時計に惹かれる、天文時計のデザインが好き、というのを書いたけれど...

実は、他にも

似たような具合で、気になるデザインを発見した。

 

それは、

 

アストロラーベや天球儀

日時計

羅針盤やマリンクロノメーター

 

これらも、なんだか心惹かれる感じなのだ。

多分、デザイン的なもので惹かれている感じする。

どれも共通するのは、

円形で目盛りがあって針がある。一周くるんっと動くような道具。

 

ちなみに...

 

アストロラーベ

。星の高度や位置を知るための天体観測用の道具

。星座早見盤に似ている

。図のように目の前で天体の情報が見られる素晴らしさ

。天球儀はアストロラーベを立体にしたようなもの

。10世紀頃~主に占星術師や天文学者や航海関係者が使っていた

 

日時計

。太陽の動きを利用して、出来た影で時間を知る道具(雨の日や夜は使えない)

。針は天の北極に向け、緯度によって針か文字盤の傾きを変えて使う

。アナログ時計の右回り(時計回り)は日時計に由来しているとの一説も

。色々なタイプの日時計があり世界各地で見られる

。紀元前3000年以上前から使っており古代メソポタミア文明古代エジプト文明に日時計らしき痕跡が残っている

。古代では「時間は神のもの」と考えられていた

。世界中に日時計がある。(ハワイ島ヒロのカラカウア公園にもあってカラカウア王が即位4年目に建てた)

 

羅針盤

。航海用のコンパスで揺れても使えるもの

。緯度を測る

。11世紀に中国の方ではそれらしきものを使っていたらしい

。マリンクロノメーターは航海で経度を測る道具。経度の計算(時間と太陽の位置から計算)には正確に時を刻む精度の高い時計が必要で、18世紀頃から開発が進んだ。

 

調べて思ったのは、懐中時計を含むこれらの道具の共通点がある。

 

共通点①

『目で見て知ることができる』読みモノ

 

*アストロラーベは、年回りや時運を知るために読むもの

*日時計(時計)は、今の時を知るために読むもの

*羅針盤は、自分の今の位置を知るために読むもの

 

『目で見て知ることができる』とは、つまり『見通し』が持てる事に繋がる。

 

これはスゴイ発明だ。

 

『見通し』は『安心』に繋がるもので、『安心』はその先の『冒険』へと繋がる大切なもの。

『冒険』のニュアンスは、経験とか発見とか成長に欠かせないものとかかなぁ。

子育てしていると、『見通し』と『安心感』がいかに成長に繋がるものかがよく分かる。

 

見通しが立たないものは、こどもも大人も誰でも、いつの時代でも不安だ。特に目に見えないことは想像し放題だから尚更だろう。

闇雲に進むのもありだけど、命が関わることなら、やっぱり指針や希望は欲しい。

不安だと、手も足も出ない。どこにも進めず八方塞がりになってしまう。

挑戦するのなら、

その場から一歩でも進みたいのなら、

自分の中に多少なりとも『安心』と『指針』となるナニかが必要なのだ。できればそれは、客観的に分かる方が良い。

 

だから、

今 自分の居る位置が解れば...、

今 の年の流れが解れば...、

今 の時が解れば...、

その先一歩進むぞ!とか、ここまで我慢しようと思えたり、ちょっと戻ろうとか、方向変えようとか、

決断できる。 正解不正解は別にして。

 

私が心惹かれた懐中時計も、アストロラーベ羅針盤やら諸々も、

 

目に見えない"方角" "時間" "時の流れ"を『見える化』したもので、

誰でも客観的に『知る』ことが出来る。

実に、明確でニュートラルな道具だ。

 

そして。

知った情報から『見通し』や、次の一手である『指針』と『決断』に繋がる。

いざ!冒険へGo!

生き抜くためには欠かせない、

神頼みではない "お守り" のような道具だ。

格好いいなぁ~
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共通点②

『天文が関係する計る道具』

 

人が最初に計ったのは 時 だといわれる。

農耕の見通しのために、基準が必要だったらしい。

人は他にも、計る道具と基準を沢山産み出し、その暮らしを大きく発展させていった。

 

計りは文明の母だと言われるくらい、目に見える『基準』というのはパワフルなのだ。

 

私の心惹かれる懐中時計や諸々の道具は、

どれも 地(地球)と太陽 が基準となり、

この世界の秩序を明白にした。

 

"生物"的に見ても、"天文"的に見ても、

更には一見無関係そうな"文明"的に見ても、

太陽がもたらす恩恵は多大で、この地は『太陽』なくして成り立たない世界なわけだ。

 

「時は神のもの」と考えていた古代人。宇宙は人がコントロールできないから、神の領域と想像したのも、うん。納得。


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あとひとつ。今更ながら。。

天文が関係した道具に 無意識で心惹かれていたことに改めて驚いた。こどもの時に何か察知していたのだろうか。

星空を見始めたのは10年前から。もちろん天文マニアではないし、難しい事はよくわからない。むしろ興味もなかった。だから、文字に起こして、

 

あれ?天文関連だぞ!?

 

と気付いて驚いた。

無意識、恐るべし。

なんだかなぁ、

くるんっと一周回って、

自分の無意識に、してやられた。


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理由はないけどとにかく大好き!的なモノを、色々掘り下げ調べると、思わぬ発見に繋がって面白いですね。

ではでは。

 

またね☆ミ

 

waiilele ~あなたに寄り添うロミロミサロン~f:id:holoholohoi:20220611091524j:image